千葉県立中央博物館(千葉市中央区青葉町)で現在、令和8年度特別展「ちば恐竜博-驚異の捕食者(ハンター)たち-」が行われている。
ゴルゴサウルスの全身骨格展示(写真提供=千葉県立中央博物館)
同展は、肉食恐竜をはじめ、巨大な海生爬虫類や現生の肉食動物など、時代を超えた「捕食者」に焦点を当てる展示。多様なハンターたちの生態や、捕食のために発達した体の特徴を紹介する。
展示は全7章で構成する。肉食恐竜の基本的な形態や特徴を解説するほか、スピノサウルスなど大型肉食恐竜、鳥に近い系統とされるドロマエオサウルス類、ライオンやトラ、ワニ、コモドオオトカゲ、サメなど現生のハンターも取り上げる。
会場では、首長竜や魚竜など海の生態系に君臨した捕食者も紹介する。日本唯一のモササウルスの全身骨格や、脳腫瘍の跡が見つかったゴルゴサウルスの全身骨格、ケラトサウルスのハンティングシーンを再現した全身骨格なども展示する。
同博物館事業部長の伊左治鎭司さんは「もともと恐竜や古生物に興味のある人には、肉食恐竜や動物の持つ特徴を学びながら、共通点や種による違いを探してもらえれば。初めて見る人やそれほど知識がない人にも、かっこよさと迫力、機能美を感じ、生きていた当時の姿を想像してもらいたい」と話す。
関連イベントとして、会期中の土曜には研究員による展示解説「ミュージアムトーク」を行う。このほか、8月30日は樹脂粘土でアンモナイトやクワガタムシなどのレプリカを作る「博物館フィギュア×ちば恐竜博」(200円)、9月6日は恐竜の塗り絵でオリジナル缶バッジを作る「恐竜の缶バッジをつくろう」(100円)など、参加を当日受け付ける体験イベントも予定する。
開館時間は9時~16時30分(8月29日までの土曜は18時まで)。入場料は、一般=800円、高校生・大学生=400円、中学生以下・65歳以上無料。月曜休館(8月10日は開館)。9月27日まで。