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千葉・加曽利貝塚で「かそりーぬ年賀状」データ公開 特別史跡をPR

「かそりーぬ」年賀状

「かそりーぬ」年賀状

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 千葉市の加曽利貝塚(千葉市若葉区桜木)のホームページで現在、「かそりーぬ年賀状」のデータを提供している。

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 同加曽利貝塚は県内で初めて10月13日に特別史跡に指定され、注目を集めた。PR活動の一環で年賀状のデザインを公開した。

 デザインは縦横各2種、同貝塚の魅力や重要性についてPRする犬のマスコットキャラクター「かそりーぬ」のイラストのものと、かそりーぬを象った連凧が空に舞うもの。連凧は市内在住の凧揚げ名人春田さんの手作りで70枚のかそりーぬが加曽利貝塚の空に舞っている。

 加曽利貝塚は、ドーナツ形をした縄文時代中期の北貝塚と、馬のひづめの形をした後期の南貝塚が連結し、8字形をしている。縄文人が住み貝塚が出来たのは約5千年前、それから2千年の間は繁栄が続いたと言われている。貝殻だけでなく、魚の骨、ケモノの骨、炭になったクリやクルミなどが出土しており、森の幸、海の幸に恵まれた当時の暮らしが伺えるという。

 併設される加曽利貝塚博物館担当者は「来年は戌年(いぬどし)。かそりーぬの年です。年賀状はこれからという方はぜひ、ご活用ください」と呼び掛ける。

 ダウンロードは無料。

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