千葉みなとの結婚式場「アマンダンセイル」（千葉市美浜区中央港1）が1月15日、竹炭ガレットをメーンに前菜とデザートが付く「ガレットのランチ」の提供を始めた。千葉市内を中心に広がる、竹炭パウダーを利用した「チバノサト・竹炭グルメ」の取り組みの一環。

竹炭ガレット「特選牛のローストビーフ」

　「チバノサト」は千葉市若葉区・緑区の自然豊かな里山や谷津田（やつだ）一帯のことを呼ぶ名称。竹が繁殖し荒れてしまった竹林を整備し伐採した竹で作る「竹炭パウダー」。同市や千葉市観光協会、協力企業の下、パウダーを使った「竹炭グルメ」を開発。さまざまな料理、商品が提供・販売されている。

　アマンダンセイルの中村大三郎料理長は「メニューは独自のものを提供したいと思い試行錯誤する中で、千葉市の竹害から守る活動から生まれた『竹炭パウダー』と出合い、『竹炭ガレット』が生まれた。海を眺めながら召し上がってもらえたら」と話す。価格は1,870円～。

　他に、京成ホテルミラマーレ・中国料理景山の「竹炭香辣炒飯・黒鬼（竹炭のピリ辛チャーハン）」（1,600円）、「竹炭芝麻球・漆黒（竹炭ごま団子）」（450円）、御菓子司麻布菊園の「まっくろけ饅頭」（280円）、フェアトレードカフェ＆ショップの「竹炭入りはちみつレモネード」（400円）、「竹炭はちみつマドレーヌ」（200円）、ぱん屋㐂（のぶ）の「千葉の竹炭ぱん」（ハーフ260円、1本520円）などを展開。いずれも黒い見た目が特徴。