「2018年話題の人 変わり羽子板」の展示が現在、千葉そごう(千葉市中央区新町)6階特設会場で行われている。
人形の久月(東京都台東区)が「変わり羽子板」を披露する同展。スポーツ、国際・社会、芸能、経済・政治の分野から今年の明るい話題を提供した人物を題材に製作したもの。1986(昭和61)年から毎年、無病息災のお守りの意味を持つ羽子板に活躍した人物からのパワーを借りて、子どもに降りかかる魔を打ちはらう願いを込めている。
スポーツ分野からは5人を選出した。ラインアップは、テニスの4大大会シングルスで日本人初の優勝を果たした大坂なおみ選手、フィギュアスケートのオリンピック連覇を成し遂げ、個人最年少で国民栄誉賞を受賞した羽生結弦選手、海外でも野手と投手でプレイをする二刀流を続けて、メジャーリーグの新人王を獲得した大谷翔平選手、ゴルフのツアー選手権で5年ぶりの優勝、復活を遂げたタイガー・ウッズ選手、プロ野球の広島東洋カープを球団史上初の3連覇に導いた、緒方孝市監督。
このほか、ノーベル医学・生理学賞受賞者の本庶佑(ほんじょ たすく)さん、ボランティア活動家の尾畠春夫さん、歌手の安室奈美恵さん、千葉市に本社を構えるZOZO社長の前澤友作さんの4人が選ばれた。
同社広報担当者は「明るい話題の運気をお借りして災いをはねのけ、来年が良い年となるようにと祈願して製作した」と話す。
開催時間は10時~20時。12月14日まで。