千葉ロッテマリーンズと千葉県君津市との連携プロジェクト「CO-FIELD KIMITSU(コーフィールド・キミツ)」のアンバサダーに8月18日、同球団OBの渡辺俊介さんが就任した。
同球団のファーム本拠地は現在、ロッテ浦和球場(さいたま市南区沼影3)に置かれている。球団は選手育成機能の強化を目的に、2024年2月に新たなファーム本拠地の公募を開始。31自治体から応募があり、2025年3月に君津市を移転先候補に決めた。
君津市と同球団は2025年4月、ファーム本拠地移転に関する基本協定を締結。君津市が市内貞元(さだもと)に用地を確保し、官民が連携して野球場や屋内練習場、クラブハウスなどを整備する。新施設は選手の育成拠点のほか、市民が交流するまちづくり拠点としての活用を目指す。
この日、君津市役所で委嘱状交付式が行われ、石井宏子君津市長から渡辺さんへ委嘱状が交付された。「CO-FIELD KIMITSU」は、君津市が公表した「(仮称)貞元総合公園整備基本計画」のプロジェクト名。「共に創る場所」という意味を込める。渡辺さんはアンバサダーとして、プロジェクトの理念や魅力の発信、イベント出演などを通じたPR活動を行う。
渡辺さんは新日本製鉄君津を経て、2001(平成13)年に千葉ロッテマリーンズへ入団。アンダースローを武器に、2005(平成17)年の日本一に貢献した。ロッテ退団後は海外リーグでプレーし、2015(平成27)年に新日鐵住金かずさマジック、現・日本製鉄かずさマジックのコーチに就任。2020年から2025年まで同チームの監督を務めた。
渡辺さんは「プロ生活を過ごしたマリーンズと日本製鉄かずさマジックで選手・指導者としてお世話になった君津市双方の地域活性化プロジェクトに携われて光栄。これまで野球を通じて経験してきたことや感じてきたことを、自分の言葉を通して、できるだけ分かりやすく伝えることがアンバサダーとしての使命。盛り上げていけるよう頑張りたい」と話す。
新ファーム施設は、2030年1月末の供用開始を目指す。