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千葉そごうのコワーキングで介護業界の就職説明会 認知症VR体験も

就職説明会で有資格者の参加者と面談する様子

就職説明会で有資格者の参加者と面談する様子

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 そごう千葉店ジュンヌ館(千葉市中央区)2階「コトコトコワーキングスペース」(TEL 043-445-7891)で7月21日、介護資格者向けの就職説明会が開かれた。

VR(バーチャルリアリティー)認知症の症状を体験する参加者

 コト発想の体験型専門館「ジュンヌ」に店舗を構えるコワーキングスペースで、介護業者のツクイ(横浜市港南区)が「認知症や病気を、VR(バーチャルリアリティー)を通じて体験することで患者の気持ちを理解してほしい」と啓発活動を行った。

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 同イベントは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士を対象とした説明会。有資格者のキャリアアップを応援する場として、介護業界に従事している職種別セラピストが面談方式で参加者の質問に答えた。デイサービスで働く介護の実体験を通じて、新たな働き方や生き方を提案する。

 習志野市から参加した会社員の上原利江子さんは「長く介護業界に携わっているが、正規雇用を視野に入れた活動をしたいと思い参加した。認知症について自分なりに理解していたつもりだが、VR体験で知らない世界が少しでも見ることができたことに感謝」と笑みを見せた。

 同社の理学療法士、赤堀尚貴さんは「法改正により、地域包括ケアシステムという高齢者が住み慣れた地域で安心して住み続けるシステム作りの確率を目指している。そのためには高齢、障害者の家族が理解することも大切だが、少子高齢化によって家族だけでは厳しい。地域で支えることが大切。われわれの説明会を通じて、その理解の普及の一筋になることができたら」と話す。

 同社は今後も、千葉市内で介護、医療、福祉の理解を広める活動を計画しているという。