千葉市が、地域資源の魅力を知ってもらうための絵本「ぼくのわたしのちばしじまん 4つのたからもの」を作製し、販売を始めた。発行元は千葉日報社(千葉市中央区)。
「千葉氏」「加曽利貝塚」「オオガハス」「海辺」の4つのテーマを取り上げる同書。千葉の歴史や施設、自然などの地域資源を易しい文章と親しみやすい絵で子どもたちにも分かりやすいように解説し、年表、地図も掲載した。作画は千葉県出身で東京芸術大学美術学部卒業のこまちだたまおさん。監修は千葉市教育委員会。
同書を取り扱う三省堂そごう千葉店(千葉市中央区新町)の杉本佳文店長は「千葉市の魅力がポイントを絞って描かれている。絵本コーナーの目立つところに置き、できるだけ多くの親子に興味をもってもらいたい」と話す。
市内の未就学児や小学校低学年の児童や保護者向けに、幼稚園、保育園、小学校の図書室や病院の待合室、銀行にも広く配布。同市の魅力を広くPRすることを目的に、全国の書店でも販売を展開している。
全26ページ、オールカラー。価格は1,080円。