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千葉ホキ美術館で写実絵画展 現代作家3人の作品60点、描き下ろしも

ホキ美術館回廊型のギャラリー

ホキ美術館回廊型のギャラリー

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 ホキ美術館(緑区あすみが丘東)で現在、「3つの個性~表現の可能性を探る~」が開催されている。

五味文彦「飛行計画-詩は聞えたか」2012年 ホキ美術館

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 3人の現代作家、五味文彦さん、大畑稔浩さん、島村信之さんの作品を各20点ずつ60点を紹介する同展。描き下ろしの新作も含まれる。五味さんは生命の宿る樹影シリーズやレモンの輪切りのみずみずしい表現、女性の顔をコラージュした斬新な作品など、めまぐるしく替わる画風が見どころ。大畑さんは、役目を終えた廃船を人になぞらえて描くシリーズや海と光、自然をテーマに深く見つめた風景を描く。島村さんは、美しい肌の女性像を描く一方、ロブスターやオオコノハムシを細密な視点で仕上げている。

 同美術館は写実絵画の細密画を専門として、約400点を収蔵、展示。昭和の森公園に隣接しており、自然光を取り入れ、森の中で鑑賞しているような空間をつくりだしている。地上1階、地下2階からなる計500メートルの長い回廊型のギャラリーに作品を展示。1階にはイタリアンレストランが併設され、食事だけでも利用できる。

 開館時間は10時~17時30分。火曜定休(5月3日は開館)。入館料は、一般=1,800円、高校生・大学生・65歳以上=1,300円、中学生=900円、小学生以下は無料。5月15日まで。

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