千葉東税務署(千葉市中央区祐光)が現在、スマートフォンを活用したe-Tax(電子申告)の確定申告書作成を呼び掛けている。
e-Taxは、国税庁が運営する国税電子申告・納税システム。国税に関係する申告や申請、納税にかかわるオンラインサービスを指す。同署は、「スマホから手軽にスマートe-Tax!!」をキャッチフレーズに、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを軽減するために来場者の削減、分散を図る取り組みとして電子申請、スマホ申告の需要を見込む。
12月10日は同署で、千葉港の親善大使「2020ポートクイーン千葉」の山口ひろなさんと渡辺舞音さんが実際にスマホで確定申告書を作成した。山口さんは「とても簡単でスムーズに作成できた。これなら私にもできると思った。今はなるべく大人数で集まらない方がいいので、どこでも申告できるというのはとても便利」と話す。渡辺さんは「確定申告は難しいというイメージだが、スマホで簡単に申告書が作成できたので驚いた。将来ふるさと納税でぜひ利用したい」とも。
令和2年分の確定申告は、2月16日から3月15日まで受け付ける。