「ちばアート祭2019」が8月14日から、千葉県立美術館・千葉ポートパーク(千葉市中央区中央港)で開催される。
東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、千葉県が文化的魅力発信を目的に企画した同イベント。県内の文化資産のうち伝統的なものに限定せず、現代建築や景観など同県の文化的魅力を発信する「モノ」や「コト」を含む111件の「ちば文化資産」を選定する。
同館第7展示室では、公募した絵画・写真作品約500点の作品をそれぞれにエピソードを添えて展示する。城西国際大学が提供する「色の光で遊ぶ」をテーマに掲げたデジタルアート作品、「pixcol(ピコル)」、「未来をプログラムする」をテーマに知育領域の新たな可能性を探求したインタラクティブアート作品「Broad(ブロード)」なども展示する。
千葉ポートパークの円形広場では、プロジェクションマッピング作品を展示する「デジタルナイトサファリ」を行う。17日・18日は、第12回千葉市芸術文化新人賞を受賞したNARAMIX(ナラミックス)さんによるライブペインティング「黄昏れ海の鳥獣戯画」、24日・25日は車いすダンサーの「かんばらけんた」さん率いるダンスユニット「O.F.F(オフ)」のパフォーマンス「クルマイス×ダンス」を行う。広場を使って作品を制作する「アートワークショップ」も予定する。
県立美術館の開館時間は9時~16時30分。8月19日休館。「デジタルナイトサファリ」点灯時間は18時~20時50分。入場無料。問い合わせは、ちばアート祭運営事務局(TEL 03-4580-9117)。8月25日まで。