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千葉市美術館で浮世絵コレクション展 歴史振り返る作品200点を展示

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」大判錦絵(アレン・メモリアル美術館所蔵)

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」大判錦絵(アレン・メモリアル美術館所蔵)

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 「メアリー・エインズワース浮世絵コレクション」展が4月13日、千葉市美術館(千葉市中央区中央)で始まる。

奥村政信「羽根突きをする美人」大々判墨摺絵(アレン・メモリアル美術館所蔵)

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 浮世絵収集家のエインズワースさんが1906(明治39)年に初来日してから収集した1500点以上の浮世絵版画を収蔵する米国オハイオ州のオーバリン大学アレン・メモリアル美術館。同展は、エインズワースのコレクション作品から200点を展示する。

 会場には浮世絵の黎明(れいめい)期の画家、奧村政信が描いた「羽根突きをする美人」や錦絵隆盛期に名を残した鳥居清長や喜多川歌麿などの作品、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」、歌川国芳の「東都名所 するがだひ」などが並ぶ。歌川広重の代表作「東海道五十三次之内」や「名所江戸百景」のシリーズなど、幕末の風景画を通じて浮世絵の歴史も紹介する。

 期間中、学芸員による講座、ワークショップなどの関連イベントを行う。13日は14時から、アレン・メモリアル美術館ジョーン・ダンフォードアジア美術学芸員のケビン・グリーンウッドさんを講師に招き、講演「多様な見方 メアリー・エインズワース・コレクションとオーバリン大学の教育」も予定する。

 開館時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)、5月7日休館。入場料は、一般=1,200円、大学生=700円、小・中・高校生無料。5月26日まで。

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