菓子の製造・販売を行う「オランダ家」(千葉市美浜区新港)が9月10日、「ミッフィー」とコラボレーション商品の販売を始めた。
同社の創業70周年に向けた取り組みの一環で、商品は「ミッフィーサブレ」(108円)。同社の社名に由縁ある「オランダ」の絵本作家ディック・ブルーナが描く絵本の主人公「ミッフィー」をかたどって製造。素材もオランダにこだわり、本国産のフレッシュバターを100%使う。パッケージは5枚、10枚、15枚、20枚入りを用意。「箱を見て楽しめる」をモチーフに全て異なるデザインに仕上げた。
社会貢献の一環で同社は、子どもの貧困対策を社会への投資と位置付けた活動「子供の未来応援基金」に賛同。広報ポスターにディック・ブルーナのイラストが採用されたつながりもあり、各店に募金箱を設置するほか、ミッフィーサブレの売り上げの一部を同基金の寄付に充てる。
店舗サポート部の花井のぞみさんは「ミッフィーの作者、ブルーナさんが子どもたちの目線に立って取り組んできたことに共感してコラボレーションを企画した。パッケージを手に取り箱を開けた時に自然と笑顔になってうれしくなる。お菓子を通して幸せな気持ちになってもらえれば」と思いを込める。