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蘇我で「千葉在来そば祭り」 不作でも「おいしさ届けたい」と決行

そば打ち体験会(昨年の様子)

そば打ち体験会(昨年の様子)

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 フェスティバルウォーク蘇我(千葉市中央区川崎町)で12月10日、「第9回千葉在来そば祭り」が行われる。主催は千葉在来普及協議会(TEL 043-243-2331)。

そばまつり会場(昨年の様子)

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 「千葉在来そば」は生産者と生産量も少なく、自家消費されるのみだったもので、「幻のそば」ともいわれている在来品種。明治時代、同市在住の土屋徳太郎さんの祖父が埼玉県越谷市から若葉区野呂町に持ち込み、以来3代にわたり100年以上栽培が続く。同祭りは、希少な千葉在来そばを新そばの時期に食べてもらい、そのおいしさを知ってもらおうと始まった。

 今年は収穫時期に台風が続いた影響で、そばの実も種も飛ばされ、例年の2割程度の収穫という大不作の年となった。主催者は「この1年間はそば粉の販売も中止せざるを得ない状況だった。この機会に、ご家族、お友達と足を運んでほしい」とは呼び掛ける。

 500食限定で「ざるそば」(500円)、「鳥汁そば」(700円)を販売するほか、そば打ち体験教室(1組2,000円、先着20組限定)も行う。そば粉の販売は中止となるが、そばがき、地元野菜、花苗の販売を予定する。

 開催時間は10時~14時ごろ。雨天決行。

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