「ちばフェアトレードマーケットin千葉市新庁舎」が6月1日・2日、千葉市役所(千葉市中央区千葉港1)の新庁舎で行われる。
フェアトレードは、原料や製品を適正な価格で継続購入し、生産者や労働者の生活改善・自立を目指す貿易の仕組み。フェアトレード商品を購入・消費することを「エシカル消費」(倫理的・人道的な消費)と呼ぶ。
新庁舎の全面共用開始を記念した企画の一環で、イベントやセレモニー開催のために設けられた1階イベントスペースを活用する最初の催しとなる同イベント。国際産直、地産地消、福祉作業所製品の各フェアトレード商品として、スイーツ、コーヒー、オリーブオイル、クラフト雑貨などを販売。各団体の活動内容やものづくりのストーリーも紹介を予定する。
千葉市総務局市長公室国際交流課の寺井隆さんは、「さまざまな機会に行ってきたフェアトレード関連のイベント。庁舎完成の記念としての開催は市民の目に留まるチャンスと捉えた」と話す。庁舎での開催は「国際交流のほか、環境、経済、学校教育、子育てなどそれぞれの分野を担当する市職員にフェアトレードの取り組みを伝える機会にもなる」とも。
開催時間は11時から16時まで。