千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)で1月2日から、正月イベントが開催される。
「亥(い)年の正月特別企画」としてさまざまな企画を展開。目玉は、江戸時代までは主要食肉として普及していたイノシシ肉を使った料理の提供。園内の飲食店舗で2日・3日の開園から販売する。
千葉県内では、近年イノシシによる農業被害が拡大して狩猟されることが増えている。「現代では食べる機会が少ないイノシシ肉を食材として味わって、地域野生動物との共存について考える機会となれば」と同園職員。猪肉うどん(800円)、いのしし鍋汁(350円)、いのししプレート(500円)を提供する。
2日は、入園者先着500人が参加できる「2019年の運試し!初夢抽選会」を行う。同園オリジナルグッズなどを景品に用意。2日・3日には、園内「森のレストラン」を利用した各日先着100人に、レッサーパンダか、コツメカワウソが描かれたオリジナル缶バッジを進呈する。3日・4日・6日は、同園ボランティアによるオリジナル動物かるたを使った「新春!動物カルタ会」も予定する。
開園時間は9時30分~16時30分。入園料は、大人(高校生以上)=700円、中学生以下無料。水曜休園。