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千葉で「RED BULL AIR RACE」 海上空中コースに14人のパイロット参戦

室屋義秀選手(写真提供=Joerg Mitter / Red Bull Content Pool)

室屋義秀選手(写真提供=Joerg Mitter / Red Bull Content Pool)

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 千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区ひび野2)で6月3日・4日、モータースポーツ「RED BULL AIR RACE CHIBA 2017」が開催される。

レース会場となった海浜幕張公園(昨年の様子)

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 同レースは、世界トップクラスの操縦技術を持つレースパイロットたちが高速で機動性に優れたレース専用の飛行機を使い、高さ25メートルの空気で膨らませたパイロン(エアゲート)で構成する低空の空中コースを、最高時速370キロ、最大重力加速度10Gの中でタイムを競うモータースポーツ。各レースの順位ごとにポイントがパイロットに与えられ、最終戦終了後の獲得ポイント数でワールドチャンピオンが決定する。

 今回はアブダビ(アラブ首長国連邦)、サンディエゴ(アメリカ)に続く2017年シーズン3戦目。千葉会場は今シーズン全開催地の中で唯一の開水域のレーストラックで、海上のためパイロットが指標にできるものが少ない。6月の平均気温は21度と暖かく、エンジンを問題なく作動させることが難しいとされ、エンジンの温度を低く保てるパイロットが有利になるという。

 出場パイロットは14人。日本からは昨年千葉で優勝を飾った室屋義秀選手も参戦する。日本のエアロバティック界のエースパイロットとして活躍し、2009年にアジア初のRed Bull Air Raceパイロットになった室屋選手。開幕戦アブダビでは最大重力加速の規定を超えてしまい、チャンピオンシップポイントを得られないままレースを去る結果となったが、第2戦は高い集中力を見せ優勝、総合順位で3位に付けている。

 室屋選手は日本開催に向け「サンディエゴで優勝したことで日本でのメディアの注目度もかなり高まると思う。ハードなレースになることが予想されるが、ファンの皆さんが後押ししてくれるはずなので楽しみにしている」と話す。

 10時開場、競技時間は13時~16時。雨天決行、荒天中止。

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