千葉市ビジネス支援センター中央分館「チバラボ」(千葉市中央区中央)で2月25日、「チバラボLT交流会」が行われる。
チバラボは千葉市の起業支援施設で、起業準備中や起業間もない人の相談に応じたり必要な情報を提供したりしている。交流会は「千葉を元気に、まちおこしをしたい」と、同施設会員が中心となり実行委員会を立ち上げた。参加者が発表者の情報を共有することで、新たなアイデアが生まれることや、関わりを持って共に事業が展開することを狙う。
同施設マネジャーの坂本純子さんは「LT発表の後は交流会、懇親会も行う。SNSだけではなく実際に人に会うこと、話をすることでつながりが生まれ、形になれば。チバラボを『人と人』『人と仕事やチャンス』が出合える場所に育てたい」と話す。
LT(ライトニングトーク)は短いプレゼンテーションのこと。各発表者が5分間で、「千葉の未来の『衣・食・住』」をテーマに発表する。発表者は、「デコもち(餅細工)」を新しい食文化として千葉に広げる活動をしているなかむらみちこさん、「町の酒屋さん」として酒の理解を深めてもらうワイン教室や日本酒の会などを開いている卯田允一(うだ まさかず)さん、千葉でコミュニティースペースを運営している福岡太一さんなど9人(組)を予定する。
LT発表者の一人、駿河かおりさんは母親を中心としたイベントを開催。「2014年に5人の近所のママとパン教室を開いたのが始まり。食への関心や心配事に共感するようになり、千葉県という農業の盛んな地域で、良質なたんぱく質を含んだ食材の『米』に着目した。消費者にも手の届きやすい米粉作りにも貢献していきたいと思っている。話を聞きに来てもらえれば」と呼び掛ける。
開催時間は14時30分~17時30分。参加費は1,000円。当日受け付け可能。