千葉みなと駅近くのオークラ千葉ホテル(千葉市中央区中央港)のレストラン「セブンシーズ」が12月22日から、地元野菜を使った「スペシャルクリスマスディナー」を期間限定で提供する。
今秋から千葉市で始まった、千葉市の作る人(生産者・飲食店)と食べる人(市民)をつなぎ「鮮度」と「旬」を届ける取り組み「千葉市つくたべ」プロジェクトの一環で、同ホテルが若葉区の生産者野口茂久さんが育てた白ネギをコースのスープに採用した。2013年から新規就農した野口さんは長ネギでは難しい周年出荷を可能とするなどチャレンジを続けているという。
今月18日に開業15周年を迎え、「地域とともに15年」というスローガンを掲げる同ホテル。フレンチのネギのスープには西洋長ネギ(リーク)が定番で使われるが、地元の新鮮な旬の食材を積極的に採用していきたいと今回は長ネギで作ることにしたという。今村哲也総料理長のスペシャルコースで「白葱(ねぎ)のクリームスープ」として提供。そのほか、「オマール海老(えび)と舌平目のロール デュグレレ風」「牛フィレ肉とフォアグラのポアレ マデラソース 温野菜とポテトピューレ」「スペシャルクリスマスデザート」などを提供する。
提供時間は17時~22時。料金は1万1,000円。今月25日まで。