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千葉市役所でコーヒーイベント開催へ ペルー農園と豆NAKANOトークも

2024年に開催された「千葉市国際コーヒーの日」

2024年に開催された「千葉市国際コーヒーの日」

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 コーヒーイベント「千葉市国際コーヒーの日」が10月1日、千葉市役所庁舎(千葉市中央区中央港1)で開催される。

千葉市国際コーヒーの日の会場の様子(2024年)(写真提供=千葉市国際コーヒーの日推進協会)

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 コーヒーを起点とした文化や社会貢献活動が広がっていくことを目的に企画したイベント。2回目の開催になる。主催は千葉市国際コーヒーの日推進協会。10月1日は、国際コーヒー機関理事会によって2014(平成26)年に「国際コーヒーの日」と定められている。

 当日は、市役所1階の「イベントスペース」と「まちかど広場」にハンドドリップコーヒーを提供する市内のコーヒー店11店ほか、フードやスイーツなどを提供する店も出店する。

 トークショーも開催する。ペルー北部アチャマル市のコーヒー豆農園「高橋農園」の園主・高橋さんが、市内でコーヒースタンド「豆NAKANO(マメナカノ)」「PIE & COFFEE mamenakano(パイアンドコーヒーマメナカノ)」を運営する豆ナカノ社長の仲野慶さんとコーヒー豆の公正な取引について話す。

 仲野さんは「生産者であり輸入会社でもある高橋さんのリアルな認識を共有してもらえたら」と話す。

 同じく1階の「情報ステーション」では、市のフェアトレード推進グループやJICA(ジャイカ)千葉デスクが市の取り組みに関する情報を提供する。

 会場には、コーヒーに関する書籍をそろえた「珈琲(コーヒー)の本棚」を設置し、コーヒー関連の実用書のほか、コーヒー豆の産地各国の絵本やノンフィクション、コーヒーがモチーフとして登場する小説や詩などを配架する。

 同イベントは昨年10月1日に初開催し、約10の産地の豆を使ったハンドドリップコーヒーと関連商品を販売し、約1,000人の市民が来場した。以降、協会では、プロモーションとして、千葉都市モノレール千葉駅をはじめとする市内各所でコーヒースタンドおよびコーヒー&ブックスタンドを展開、コーヒー豆の持続可能な生産を実現する貿易の仕組みに関する啓発活動を進めてきた。

 推進協会代表の佐藤紘孝さんは「コーヒーの魅力と、背景にある生産者の思いを伝えたい。コーヒーを楽しんでくれた人がその先にある世界を知り、そのことがより良い未来へとつながれば」と来場を呼びかける。

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