千葉市文化センター(千葉市中央区中央)は、5月から行われる「千葉芸術文化塾」の受講生を募集している。主催は、千葉市文化振興財団。
今年で2年目となる同塾は、幅広い芸術センスを磨き、千葉市民の「高い知的要望」に応えるために開かれている。前年度は通年で全10回の講義が行われたが、本年度から規模を拡大し、1年を前期・中期・後期の3期に分け、各期に9つの講座(各3~9回の講義)の構成とした。現在は前期の募集となる。
学べる分野は芸術文化、日本文化、国際文化、自然科学に、新しく歴史を加えた5分野となり、講師陣も各分野の専門家が名を連ねている。
内容の拡充は、受講生の要望を反映する形で行われ、本年度から始まる3つの講座「ヨーロッパの現代」「明治維新」「源氏物語」の全編を読み通すものは、4年をかけ学ぶ。
同塾事務局は「民間ではなかなか開講できない講座を先生の協力で実施していきたい。受講料を下げ、設備の整った会場に変更するなどした。一人でも多くの市民に参加していただけたら」と話す。
受講料は講座により異なる(4,800円~9,600円)。問い合わせは同事務局(TEL 043-224-2431)で受け付ける。