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千葉県立美術館でテオ・ヤンセン展 風で動く生命体と海辺歩く企画も

「テオ・ヤンセン展」が行われている千葉県立美術館の館内

「テオ・ヤンセン展」が行われている千葉県立美術館の館内

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 「テオ・ヤンセン展」が現在、千葉県立美術館(千葉市中央区中央港1)で行われている。

(左から)貝塚館長、熊谷知事、テオ・ヤンセンさん(モニター)、ウォルテルス代理公使夫妻

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 千葉県誕生150周年を記念するオランダ文化交流事業の一環。オランダ出身のアーティスト・テオ・ヤンセンさんの作品「ストランドビースト」を展示する。

 ストランドビーストはオランダ語で「砂浜の生命体」を意味する。作品はプラスチックチューブや粘着テープなどの材料を使い、物理の計算に基づいて作られ、風力で動く。今回は、アニマリス・プラウデンス・ヴェーラ」など10メートルを超えるサイズの作品を含め約10点を展示。ヤンセンさん自筆のアイデアスケッチや道具、試作段階の模型なども紹介する。

 10月28日にはオープニングセレモニーが行われ、熊谷俊人千葉県知事、貝塚健同美術館館長、マタイス・ウォルテルス臨時代理公使が出席した。

 熊谷知事は「千葉県150周年記念事業の大きな目玉。これからますます充実していく美術館の、大きなチャレンジとしても重要な企画展」と話す。

 貝塚館長は「作品を見ているうちに、海があるからこそ生まれた作品だと思った。三方を海に囲まれた県の波止場にあるこの美術館に飾ることに意味があると思っている」と語った。

 「ストランドビースト」の初期作品が海辺を歩く様子を家族で見たことがあるというウォルテルス臨時公使は「海辺に生息し、風を原動力に動く作品は極めてオランダ的。私たちは初めて見るビーストに魅了された。愛犬のレトリバーが興奮して作品に向かってほえたことを覚えている。作品は、千葉に住む人、展覧会を訪れるすべての人のインスピレーションの源になるのでは」と話した。

 オランダからオンラインでセレモニーに出席したヤンセンさんは「私が砂浜でいつも感じている満足感や喜びを、展示を見る皆さんにも感じてもらえたら」と呼びかける。

 12月3日は、千葉ポートパーク内ビーチプラザの海岸をストランドビースト「アニマリス・オルディス』が歩行するイベントを予定。市民も隣を歩くことができる。期間中、千葉大学と連携したワークショップ、ミニチュア模型「ミニビースト」をうちわであおいで速さを競う「ミニビースト競争」、「ミニビースト」(3,100円)販売なども行う。

 開館時間は9時~16時30分。入館料は、大人=500円、高校・大学生=250円、中学生以下無料。2024年1月21日まで。

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