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千葉・草野地域で灯籠ともす「あかり祭」 海岸の「夜とぼし漁」の光景を現代に

過去に開催された「稲毛あかり祭・夜灯」の様子

過去に開催された「稲毛あかり祭・夜灯」の様子

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 ライトアップイベント「くさ野あかり祭~夜灯(よとぼし)」が11月4日、フレスポ稲毛・まちスポ稲毛前広場(千葉市稲毛区長沼原町)で行われる。

会場となるまちスポ稲毛(フレスポ稲毛)(まちづくりスポット稲毛ホームページ)

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 京成稲毛駅周辺で2006(平成18)年から行われている「稲毛あかり祭・夜灯」イベントの一環。千葉市観光協会によると、千葉市で1961(昭和36)年に埋め立て工事が始まるまで、京成稲毛駅近くの海岸では、住民たちが夜にカンテラ(手提げ用の石油ランプ)の光を使って小魚や小エビの漁「夜とぼし漁」を行っていたという。稲毛あかり祭は、漁の風景を現在の稲毛の町に再現する目的で始まった。

 くさ野あかり祭を主催するNPO法人「まちづくりスポット稲毛」では2016(平成28)年、明かりをともした灯篭(とうろう)を会場に飾る同イベントを草野地域で初開催。今年で8回目となる当日は、地域の住民や子どもたちが絵付けした灯籠約1500個を飾る。地域で活動する作家が出店するアートモールマルシェ、子ども向けのゲームコーナーのほか、キッチンカー出店なども行う。

 開催時間は11時~20時。灯籠の点灯時間は17時~20時。

 「稲毛あかり祭・夜灯(よとぼし)」は11月19日、稲毛公園と京成稲毛駅ロータリーなどを会場に4年ぶりの開催を予定している。

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