
トイレリフォームは、住宅リフォームの中でも比較的取り組みやすい分野のひとつです。毎日使う場所だからこそ、「老朽化が気になる」「節水機能を取り入れたい」「掃除を楽にしたい」といった理由でリフォームを検討する人が多くなっています。
一方で、トイレリフォームは工事内容によって費用に差があり、便器交換だけで済むケースから、内装や位置変更まで含めた大規模工事まで幅が広いため、「どれくらいの予算を見ておけばよいのか分からない」という声も少なくありません。
そこで今回は、アンケート結果をもとに、トイレリフォームの費用相場や工事内容、満足度の傾向について詳しく解説します。
<記事等のご利用にあたって>
本リリースの内容を引用・転載いただく際は、以下の対応をお願いいたします。
・引用元を「おうち職人のアンケート調査」と明記
・おうち職人(https://ouchi-shokunin.com/)へのリンクを設置
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■調査概要
調査名:トイレリフォームの相場に関するアンケート調査
調査手法:インターネットアンケート
調査期間:2026年5月1日〜5月8日
調査対象:全国の年収400万円以上、30歳〜69歳の既婚者でトイレリフォームをしたことがある男女
有効回答数:400件
■質問内容
質問1:トイレリフォームを行ったきっかけを教えてください
質問2:実施したリフォーム内容をすべて選択してください
質問3:トイレリフォームにかかった総額費用を教えてください
質問4:トイレリフォームの満足度を教えてください
質問5:満足or不満だった理由を教えてください
※数値は小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります
※複数回答を含む設問では合計が100%を超える場合があります
■トイレリフォームのきっかけ|老朽化・故障が中心、節水や掃除目的も

トイレリフォームを行ったきっかけとして最も多かったのは「老朽化・故障」で、60.8%と6割を超える結果となりました。
続いて、
・水漏れ・詰まりなどのトラブル:20.3%
・節水・省エネ目的:19.5%
・掃除のしやすさ改善:16.8%
となっており、「老朽化・故障」や「水漏れ・詰まり」といった設備の不具合をきっかけとする回答が多い一方、節水・省エネや掃除のしやすさといった機能改善ニーズも一定数あることが分かります。
また、バリアフリー対応や和式から洋式への変更といった、ライフスタイルや家族構成の変化に合わせたリフォームも一定数見られ、単純な修繕にとどまらない多様な目的でトイレリフォームが選ばれている傾向がうかがえます。
■トイレリフォームで多い工事内容とは?

実際に行われたリフォーム内容を見ると、以下の工事が多くなっています。
・便器の交換:74.8%
・温水洗浄便座(ウォシュレット)の設置・交換:58.3%
・内装(床・壁・天井)の張替え:53.0%
・タンクレストイレへの変更:29.8%
この結果から分かるのは、トイレリフォームでは「便器交換」を軸に、温水洗浄便座や内装の張替えをセットで行うケースが主流であるという点です。
特に便器交換は約4人に3人が実施しており、トイレリフォームにおける主要な工事内容となっています。あわせて温水洗浄便座の設置・交換が約6割、内装の張替えが約5割と続き、空間全体を一新する形のリフォームも多く行われていることが分かります。
■トイレリフォームの費用相場|最も多いのは20〜50万円

トイレリフォームにかかった費用は、以下のような分布となりました。
・〜20万円未満:31.5%
・20〜50万円未満:38.3%
・50〜100万円未満:20.3%
・100〜150万円未満:5.8%
・150〜200万円未満:2.3%
・200万円以上:2.0%
最も多い価格帯は20〜50万円未満で、次いで20万円未満となっています。これらを合計すると、50万円未満が約7割を占めており、トイレリフォームの中心的な価格帯であることが分かります。
さらに50〜100万円未満まで含めると約9割となり、100万円以下のリフォームが大多数を占める結果となりました。
この価格帯では、以下のような工事が多いと考えられます。
・便器の交換
・温水洗浄便座の設置・交換
・床や壁紙など部分的な内装リフォーム
便器交換と内装の組み合わせが中心で、比較的シンプルな設備更新中心のリフォームが主流となっています。ただし、位置変更を伴う場合は、配管工事や床・壁の補修が必要となるため、費用が一気に上がる傾向があります。
■トイレリフォームの満足度|約95%が満足と回答

リフォーム後の満足度は以下の通りです。
・非常に満足:37.8%
・満足:57.3%
・やや不満:4.3%
・不満:0.8%
「満足」「非常に満足」を合わせると約95%となり、極めて高い満足度となっています。
この結果から、トイレリフォームは多くの人にとって「やって良かった」と感じやすいリフォームであることが分かります。便器交換や温水洗浄便座の設置といった工事は、機能面の改善が日常生活で直接体感されやすく、リフォーム効果が見えやすい点が満足度の高さにつながっていると考えられます。
また、トイレは家族全員が毎日使う空間であるため、リフォーム後の変化を日々実感できる点も、満足度を押し上げる要因のひとつといえるでしょう。
一方で、「やや不満」「不満」と回答した人も合計約5%存在しており、費用や施工品質、設備選定に関する課題が満足度に影響しているケースも見られます。
■満足・不満の理由から見るトイレリフォームの実態

トイレリフォーム後の満足・不満の理由について自由回答で尋ねたところ、回答内容は大きくいくつかの傾向に分類されました。
以下は、実際の回答内容に基づく分析です。