パナソニック ネットソリューションズ株式会社（以下：パナソニックNETS）は、 2024年4月19日より、「MAJOR FLOW」シリーズの新バージョン（V2.5）の提供を開始しました。新バージョンは、「MAJOR FLOW 証憑保管」において、 「MAJOR FLOW ワークフロー」との連携が可能となったことに加え、AI-OCR機能の拡充とAPI機能の搭載により、電子帳簿保存法やインボイス制度への対応に伴う作業負荷をこれまで以上に軽減します。

対応の背景：領収書や請求書以外の管理も効率化したい
　電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の開始に伴い、受領した証憑を安全かつ効率的に受領・管理するために「MAJOR FLOW 証憑保管」をご利用いただく企業が増えています。
　同サービスには「AI-OCR」機能があり、請求書と領収書の記載内容を効率よくデータ化することができます。お客様からは、請求書と領収書以外の証憑もAI-OCRで読み取りたいといった、入力作業の効率化に関するご要望を数多くいただくようになりました。
対応内容：注文書をAI-OCRで読み取り、ワークフローで申請可能に
　今回の新バージョンでは、「MAJOR FLOW 証憑保管」において、データ入力を効率化する新機能を搭載しました。好評をいただいていたAI-OCR機能では、請求書と領収書だけでなく、注文書の読み取りが可能となりました。また、「MAJOR FLOW ワークフロー」と連携できるようになり、「MAJOR FLOW 証憑保管」に保管したデータを用いてワークフローを進めることができます。さらに、新たにAPI機能も強化し、特定のフォルダに格納された証憑データや請求書発行システムなどに登録された証憑データを自動的に「MAJOR FLOW
証憑保管」にアップロードすることが可能になりました。
　現在、パナソニックグループでは、DXへの取り組みを「Panasonic Transformation（PX）」とし、ITシステム面の変革に留まらない、経営基盤強化のための重要戦略として推進しています。PXでは、パナソニックグループの社員だけでなくすべての領域のお客様を対象に、 「デジタルと人の力で「くらし」と「しごと」を幸せにする。」というメッセージを掲げております。
　パナソニックNETSでは、1999年よりワークフローシステムを手がけ、お客様のニーズに合わせ数々の機能強化に取組んでまいりました。今後も「MAJOR FLOW」を通じてお客様の経営基盤を強化し、その先にある「くらし」と「しごと」をより豊かで幸せなものにしていきたいと考えております。
「MAJOR FLOW」シリーズ　新バージョン（V2.5）の提供時期について

※お客様毎に随時バージョンアップを実施しますので、適用日は遅れる場合がございます。
「MAJOR FLOW」シリーズ 新バージョン（V2.5）の主な新機能について
■「MAJOR FLOW 証憑保管」　 注文書AI-OCR対応　
　・「MAJOR FLOW 証憑保管」で受領した注文書をAI-OCR機能でデータ化できます。
　※本機能は請求書AI-OCRオプションの拡張機能です。


■ 「MAJOR FLOW 証憑保管」　ワークフロー連携
　・ 「MAJOR FLOW 証憑保管」で受領した証憑を「MAJOR FLOW ワークフロー」の申請書に紐づけて申請・承認を行えます。
※本機能は「MAJOR FLOW 証憑保管」の他、「MAJOR FLOW ワークフロー」が必要です。

■ 「MAJOR FLOW 証憑保管」　アップロードAPI
　・指定フォルダに格納した請求書や請求書管理システムからデータを抽出し、
　「MAJOR FLOW 証憑保管」に自動的にアップロードすることを可能にします。
　※本機能はオプションです。


パナソニック ネットソリューションズについて
パナソニック ネットソリューションズは、ワークフロー事業と映像監視事業を柱とし、業務効率化・業務改善や安全・安心の実現に総合的に取り組んでいます。20年以上の豊富な経験・ノウハウを活かして開発したワークフローパッケージ「MAJOR FLOW」は、多くのお客さまから高い支持をいただいています。
また、映像監視システム「ArgosView」とクラウド録画サービス「Ciero」をコア技術とした映像ソリューションは、国内VMS市場においてシェアNo.1※を獲得しており、ご好評いただいています。
　社名 ：　パナソニック ネットソリューションズ株式会社
　代表者 ：　代表取締役社長　南部　和彦
　本社 ：　〒104-0045　東京都中央区築地5丁目3番3号 築地浜離宮ビル12F
　設立 ：　2008年1月30日
　資本金 ：　7,000万円
　URL ：　https://netsol.jpn.panasonic.com/
※富士経済「2017～2022 セキュリティ関連市場の将来展望」
　『DXを実現するセキュリティ関連技術・市場の将来展望 2023』
　（2016～2022年（実績））