稲毛海岸で5月21日、「ちば市民協働レポート（ちばレポ）」を運用しての街歩きと意見交換会が行われる。主催はちばレポ市民の会。

以前の街歩きの様子

　ちばレポとは、道路が傷んでいる、公園の遊具が壊れているといった、千葉市内で起きている困った課題をスマートフォンから市民がレポートするもの。市民間と市役所でシェアし、合理的、効率的に解決することを目指す。同市は、市民が主体となって自らの街をより住みよく、住み続けたくなる街づくりを目指し2014年9月から運用を開始した。

　同会は住民側からこの仕組みを支え盛り上げていこうとする市民グループで、不定期で街歩きの会を開催している。今回は、主にまだ使ったことが無い人、経験の浅い初心者向けに解説や操作方法などを教えながら「ちばレポ」を使い慣れてもらおうと企画した。同市役所のちばレポ担当者も出席する。

　京葉線稲毛海岸駅に集合し、グループに分かれて周辺を歩き、アプリを使ってレポート。途中、解決事例の見学も行う。後半はコワーキングスペース「SHI TSU RAI（しつらい）」（千葉市美浜区高洲3）で感想や意見を出し合う。

　同会代表の小川順一さんは「千葉市の先進的な取り組みである『ちばレポ』を使ってみて、意見交換しようというイベント。未経験の方も歓迎」と参加を呼び掛ける。

　開催時間13時30分～16時（ミーティングは15時～）。参加費は500円（コワーキング利用料）。