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千葉市美術館で「天津市楊柳青木版年画展」 友好都市提携30周年で

職人による年画制作の様子

職人による年画制作の様子

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 千葉市美術館(千葉市中央区中央3)9階市民ギャラリーで現在、友好都市提携30周年記念「天津市楊柳(ようりゅう)青木版年画展~感知天津/天津を知る~」が開催されている。

天津市楊柳青木版年画展

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 1986(昭和61)年に天津市と千葉市の友好都市提携を結んでから今年で30周年を迎えたのを記念して企画された同展。楊柳青木版年画とは、天津市楊柳青地域で生まれ、中国旧暦の新年の時に飾られる年画。400年余りの歴史を有する伝統美術だ。木版彫刻と印刷、水彩絵の具による彩色が巧みに合わさった洗練された作品で、それぞれの時代背景を反映しながら、中国の人々の幸せを願う気持ちが表現された貴重な史料となっている。今回の展示品は海外で初の展示となる。

 会場では、楊柳青木版年画の代表作を並べるほか、天津の町の歴史紹介から始まり、同木版年画の起源・発展・繁盛の歴史や伝統的技能に焦点を当て、描きから木版作り、完成までの全過程を紹介する。19日、20日は職人による年画制作の実演と来場者による制作体験も予定する。

 開館時間は10時~18時(最終日は14時まで)。観覧無料。今月24日まで。

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