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千葉市で「ベンチャー・カップ発表会」 オンラインでビジネスプラン発表

受賞者の記念撮影

受賞者の記念撮影

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 「第19回ベンチャー・カップCHIBAビジネスプラン発表会」が3月30日、オンライン配信で行われた。主催は千葉市産業振興財団。

グランプリを受賞したイノビオットの福田社長

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 千葉市発の新たなビジネス創出を目指し、「一般部門」と「学生部門」を設けて行われた同コンテスト。本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から無観客で開催。一般部門の審査会を通過した6社がグランプリを目指して競った。学生部門は、グランプリ決定者がビジネスプランを発表した。

 一般部門は、グランプリのほかに「AI・IoT賞」「アグリビジネス賞」「SDGsビジネス賞」「優秀賞」を設け、さまざまなビジネスプランを募集した。グランプリには小学生を中心とした移動教室型のプログラミングスクールを県内11拠点で運営している「イノビオット」が発表したオンライン・プログラミングサービスが選ばれた。

 学生部門は、「リンパ浮腫トモグラフィック・モニタ(LTモニタ)で見えない病気を視える化」でグランプリを受賞した千葉大学大学院の学生が発表を披露した。各受賞者には、表彰式で盾と副賞の賞金が贈られた。

 グランプリを受賞したイノビオットの福田紘也社長は「私たちが『やらなければならないこと』について使命感を持って発表できた。プログラミング教育を普及させるためには、保護者に正しく理解してもらう必要がある。お子さんをただしかるだけではなく褒めることによって良さを引き出す手段となり、可能性が広がることを知ってほしい。今、コロナ禍で子どもたちがさまざまな体験をする環境が激減している。オンラインのプログラミング教室を通じて、体験の場をより多く提供していきたい」と意気込む。

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