千葉市が9月1日から、新規事業立ち上げ経験とスキルを持つ「プロ人材」と地元企業のマッチングなどを行う「新規事業創出支援事業」を始動した。
地元企業の経営サポートに取り組む同事業は、新型コロナ禍における市内中小企業の事業成長を促進するため、経営課題の解決につながる新たな商品・サービスの開発や新規事業の立ち上げを支援する。
支援内容は、「プロ人材とのマッチング」「新商品開発プロジェクトの進捗管理」、プロジェクト成果のプロモーションとプロ人材を活用する手法について講演を行う「成果報告会」の3点。プロジェクト進捗(しんちょく)管理などのコンサルティング費用を市が負担する。選定された企業は「プロ人材」に報酬と交通費のみを支払う。
9月29日と10月7日は事業説明会をオンラインで開催する。新規事業開発におけるプロ人材の活用事例や兼業・副業人材の導入についてポイントを紹介する。
参加要件は、千葉市内に本社または事業所を持つ中小企業で、新商品開発を行う意思があること。応募は市ホームページで受け付ける。締め切りは10月16日。