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千葉県立中央博物館で疫病退散展 資料で厄除けの歴史を紹介

鵜原の八坂神社祭礼(昨年の様子)

鵜原の八坂神社祭礼(昨年の様子)

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 ミニトピックス展「疫病退散 コロナ禍の収束を祈って」が現在、千葉県立中央博物館(千葉市中央区青葉町)で行われている。

鵜原駅前で行われた八坂神社祭礼(昨年の様子)

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 同展は、科学や医学が発達した現在も人々を悩ませるウイルスによる疫病に対して、人々が祭りやまじないを行い退散を祈ってきた歴史を収蔵資料と写真を計25点展示する。

 千葉県内で行われる疫病退散を起源とする勝浦市鵜原や香取市山倉の祭りや、その土地に伝わる薬も展示する。厄神をはらう疱瘡神(ほうそうがみ)を祭った「疱瘡神石塔」の写真や疱瘡の跡を残さずに治すことを約束した「わび証文」なども紹介する。

 開催時間は10時~16時30分。月曜休館(9月6日まで無休)。入場料は、大人=300円、高校生・大学生=150円、中学生以下・65歳以上無料。10月25日まで。

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