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千葉で最後の「レッドブル・エアレース」 室屋選手が優勝で有終の美

優勝を飾った室屋義秀選手

優勝を飾った室屋義秀選手

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 「RED BULL AIR RACE CHIBA 2019」本戦が9月8日、千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区ひび野)で行われた。最終戦となるレースで室屋義秀選手が自国開催3度目の頂点に立った。

室屋義秀選手のフライト

 予選5位通過で本戦レースに臨んだ室屋選手は、10位のベン・マーフィー選手(イギリス)に0.015秒差で敗れる波乱の幕開けに。会場がどよめく中、敗者の7選手で最速だったパイロットに与えられる敗者復活の権利を得て、準決勝「ラウンド・オブ・8」へ進出。対戦相手フランソワ・ルボット選手(フランス)に勝利し、決勝「ファイナル4」に挑んだ。

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 決勝に駒を進めたパイロットは、室屋選手、ピート・マクロード選手(カナダ)、カービー・チャンブリス選手(アメリカ)、マット・ホール選手(オーストラリア)の4人。1番手のマクロード選手の機体がパイロンに当たるなどのミスが重なり、ペナルティーを受けたが、2番手の室屋選手はミスのないフライトで58.630秒の記録でフィニッシュした。残り2選手もタイムが下回ることなく、室屋選手が優勝を決めた。

 年間を通じレースで獲得したポイント数で争う「総合優勝」はマット・ホール選手が獲得した。室屋選手は「ベストを尽くした結果。1ポイント差で年間総合優勝を逃したが、マットが初の年間チャンピオンになれたこともうれしく思う」と健闘をたたえた。レースを振り返り、「ラウンドオブ14で敗れた時に、心臓が止まるかと思ったが、敗者復活できてラッキーだった。千葉大会は地元である日本の特別なエネルギーが働いたのではないかと思う」と笑顔を見せていた。

 2019シーズンで幕を閉じるレッドブル・エアレースは観客が見守る中、室屋選手が自国優勝で有終の美を飾った。

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