「電動キックボードツアー」が現在、千葉市動物公園(千葉市若葉区源町)で行われている。
短距離間移動に適しているシェア電動キックボード「WIND」に乗って園内を移動、2人のガイドがレッサーパンダ、ライオンなどの動物を案内する。二輪免許の取得がなくとも、公道や私有地で電動キックボードに乗って走行できるべく車両保安基準の緩和に向けて千葉市とWind Mobility Japanが7月に始めた実証実験の一環。
電動キックボードは、気軽に移動できる利便性の高い乗り物として注目されている。公道では車両保安基準などにより原動機付自転車(原付)と区分されるため、運転免許証の所持、ヘルメットの着用、ナンバープレートが必要。Wind Mobility Japanの広報担当は「日常の移動手段のみならず、訪日観光客向けや都心部の交通状態緩和、二酸化炭素による大気汚染の環境問題の解決策にも期待が持てる」と話す。
開催日は、土曜と日曜。時間は、12時55分、13時35分、14時15分に実施する。対象は中学生以上。利用料は1,300円。申し込みは当日、園内で先着順に受け付ける。参加者全員に「レッサーパンダたいそう」のDVDを進呈する。10月27日まで。