「板橋区美×千葉市美 日本美術コレクション展 夢のCHITABASHI美術館!?」が6月1日、千葉市美術館(千葉市中央区中央)で始まる。
23日間にわたり、千葉市美術館と、改修工事で休館中の板橋区立美術館が、日本の古美術をテーマにコレクションを展示する同展。
「もしも2館が合体した『CHITABASHI(ちたばし)美術館』があったとしたら?」をコンセプトに、約120点の日本近世美術作品を4つのテーマ「江戸琳派とその周辺」「幕末・明治の技巧派」「ちたばし個性派選手権」「江戸の洋風画」に分けて紹介する。
琳派の画家、鈴木其一(きいつ)が描いた「芒野図屏風(すすきのずびょうぶ)」、幕末から明治中期の画家、柴田是真(ぜしん)の「猫鼠を覗う図(ねこねずみをうかがうず)」、狩野派の画家、狩野典信(みちのぶ)の「大黒図」、江戸時代の洋風画家、小田野直武の「岩に牡丹図」などを展示する。
関連イベントとして15日は、親子で工作ワークショップや探検ゲームを体験できる「わくわく親子デー」(10時~15時)を行う。16日は同館学芸員の松岡まり江さんが本展の見どころを解説する市民美術講座(14時~)を行う。
開館時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場料は、一般=200円、大学生=150円、小・中・高校生無料。期間中無休。6月23日まで。