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千葉・加曽利貝塚で竪穴住居を発掘調査 市民へ周知、ふるいがけ体験も

発掘準備のため表土を重機で掘削している様子

発掘準備のため表土を重機で掘削している様子

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 加曽利貝塚(千葉市若葉区桜木)で8月7日から、縄文時代晩期の竪穴住居跡の未調査部分の解明を目指す発掘調査が行われている。

加曽利貝塚の発掘調査区

 同貝塚は、昨年に本格的な発掘調査を半世紀ぶりに行い日本初の特別史跡に指定された。今回の発掘対象は、敷地面積700平方メートルの南貝塚。縄文時代晩期の竪穴住居跡で、炉や屋根を支えていた柱の跡を調査。加曽利貝塚で2000年間続いたムラの様子を解明する。

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 1964(昭和39)年に南貝塚の保存を決定するきっかけとなった、トレンチ(発掘溝)調査の再発掘を実施。トレンチの断面を利用した土壌の堆積状況などの把握と、埋め戻した土に含まれている土器片などをふるいがけにより採集する。

 発掘調査を広く周知するため見学者向けの催しを用意する。調査期間中はボランティアによる園内ガイド、発掘担当職員による現地ガイドを予定。8月18日から毎週土曜に、見学者が実際に発掘で出た土の中に含まれている土器や石器を探す「ふるいがけ体験」を行う。最終日には調査成果の説明や出土資料を展示する「現地説明会」が開かれる。

 現在、発掘調査の「ふるいがけボランティア」を募っている。問い合わせは同博物館(TEL 043-231-0129)まで。

 開館時間は9時~17時。月曜、祝日の翌日休館(土曜・日曜の場合は開館)。調査は日曜・月曜・祝日休止、雨天中止。入場無料。調査期間は11月24日まで。