千葉市で5月26日、千葉常胤(つねたね)生誕900年を記念した「第2回千葉氏サミット」が開催される。主催は千葉市。
今年は千葉氏中興の祖とも言われた千葉常胤の生誕900年という節目の年。同氏ゆかりの自治体が一堂に会し、今後の連携の方策などを話し合うため会議を開く。参加自治体は、12自治体を予定。県外からは、岩手県一関市、宮城県涌谷町、福島県相馬市・南相馬市、岐阜県郡上市、佐賀県小城市が参加する。
イベントの目玉は13時からの「騎馬武者行列」。自治体の首長が騎乗し、福島県から参加の12頭の相馬野馬追(そうまのまおい)とともにきぼーる前から出発、中央公園を通り、千葉神社まで行進する。神社で勇姿の集合写真撮影の後、会議に移る。
行列に合わせて、中央公園(千葉市中央区中央)を中心にイベントを展開。7つのクイズに答えながら千葉氏を学ぶ「千葉氏北斗七星クイズラリー」、木馬にまたがり的(まと)に矢を放つ体験ができる「子ども流鏑馬(やぶさめ)」(1回=200円)、鎌倉時代の衣装を試着する「歴史衣装試着体験会」や、行列に参加した馬と触れ合えるコーナーも。
関連イベントとして、翌27日には三井ガーデンホテル千葉で「千葉常胤 63歳で世に出た人」の講演会や、氏ゆかりの自治体から有識者を招いてのパネルディスカッションも予定する。
開催時間は11時~16時。