千葉経済新聞(以下、千葉経)の今年上半期PV(ページビュー)ランキング1位・2位に輝いたのは、26年間営業していたスーパー「イズミヤ検見川浜店の閉店」を伝える記事だった。
3位は、複合施設「フェスティバルウォーク蘇我」内でコスプレのまま施設を利用できる開放デー。月1回開催され、7月で133回目を数えるイベント。4位と9位には、3月20日に閉店した千葉三越のセールを伝えるもの。昨年11月に閉店した千葉パルコに続き、千葉駅周辺の百貨店は千葉そごうのみとなった。5位は生体販売と繁殖をやめ、ペットショップから業態変更した「アニマルライフ」の保護犬・保護猫の里親会イベントが注目を集めた。
上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。ランキングは今年1月5日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。
1. 千葉「イズミヤ検見川浜店」26年の歴史に幕 閉店セール始まる(1/20)
2. 千葉県唯一のイズミヤ「検見川浜店」閉店へ 26年の歴史に幕(5/10)
3. コスプレで食事から映画、撮影まで 千葉市蘇我エリアで「コスプレ開放デー」(2/22)
4. 千葉三越閉店へ向け最後のセール チーバくんとのコラボグッズも(3/7)
5. 千葉の元ペットショップが保護動物の譲渡会 県内の殺処分ゼロ目指し(4/14)
6. 千葉にインバウンドと地域活性がテーマの商業施設「ポートタウン」 7月1日開業へ(6/27)
7. JR千葉駅「ペリエ千葉エキナカ」開業 4階に11店舗、吹き抜け休憩スペースも(4/28)
8. 千葉市美浜区にスポーツセンター2施設開館 旧中学校跡地は多目的グラウンドに(4/7)
9. 千葉三越「ライオン像」が閉店セールに一役 催事に合わせたコスプレで来店客出迎え(2/6)
10. 稲毛海岸駅前にカフェ「KEY’S CAFE」 キーコーヒーが千葉市内初出店(6/12)
6位は家電量販店ラオックスが運営する商業施設「千葉ポートスクエア ポートタウン」開業がランクイン。7位は昨年11月に開業した千葉駅に付随する商業施設「ペリエ」のオープン、8位は統廃合で閉校になった学校跡地にスポーツ施設がオープン。有効活用に注目が集まっている。10位は「KEY’S CAFE」の出店。開店・閉店情報は関心の高さがうかがえる。
そのほか、11位は千葉市美浜区に本社を置く洋菓子店「オランダ家」のラーメンそっくりに作ったフェイクケーキ。以下は、千葉市動物公園のアニメ「けものフレンズ」のコラボ限定グッズ販売や、海辺の保養地だった稲毛を巡るツアー、JFEスチールの施設の一部を開放したさくら祭り、農業交流センターの12万株のシバザクラの見頃や千葉市から臨むダイヤモンド富士、稲毛海浜公園でのホンビノス貝の試食会の話題などがランクイン。地元を中心に行われるイベントに関する記事は引き続き注目を集めているようだ。
千葉経では、千葉に関わる人や街、地元の話題を配信していく。併せて、閉店が目立った千葉駅エリアも千葉駅商業ビルの開業も進んでいる。今後の動きにも注目していきたい。