三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市美浜区高浜)で5月23日から、「ローズフェア」が開催される。
同施設内のローズガーデンでは現在、膨らんだつぼみの状態のものが多いが、早咲きのつるバラ「ポンポン・ド・パリ」は咲き始めた。花も葉も小さく桃色でアーチに絡ませているという。満開時はイングリッシュローズを中心に、クラシカルなバラと草花のハーモニーが美しい「バラの小径(こみち)」、芸術家の名を冠したバラを集めた「バラの美術館」、花の色別に集めた「バラの海」などテーマに合わせて植栽した宿根草と咲き誇る。
5月24日・28日13時30分からはNPOバラ文化研究所理事の野村和子さんとローズガーデン内を巡るツアーを行う。バラにまつわる話やバラ園の見どころなどを紹介する。
そのほか、館内アトリウムでは現在、「初夏の花薫る庭~あじさい姫七変化~」と題してアジサイを展示。花の外側だけが装飾花になる「ガクアジサイ」と、すべてが装飾花になる「手まり咲き」など30種類、200株ほどのアジサイが楽しめる。30日からは緑の中のウエディングをテーマにした白を基調とした「ジューンブライドガーデン」へ展示替えが行われる。
開館時間は9時30分~17時。月曜休館。入館料は、大人=300円、小・中学生=150円。6月4日まで。