京成稲毛駅前通りせんげん通り(稲毛区稲毛東2)を起点に5月6日から、かつて海辺の保養地だった稲毛の「街あるきツアー」が行われる。
別荘を含めて、市民ギャラリーいなげが選定した8つの自然の眺めが清らかで美しいポイント「稲毛八景」を巡り、稲毛の地で商いを営む稲毛商店街買い物も楽しむというプラン。千葉市民ギャラリーいなげと地域交流施設あかりサロン稲毛のコラボ企画となっている。
ルートは、あかりサロン稲毛に集合し、日本のワイン王と呼ばれた旧神谷伝兵衛稲毛別荘、関東の「須磨」と称される松林、稲毛浅間神社、1937(昭和12)年に愛新覚羅溥傑(あいしんかくらふけつ)夫婦が新婚生活を送ったゆかりの家、民間航空発祥之地記念碑、千葉トヨペット本社屋(国登録有形文化財)、千蔵院、せんげん通り稲毛商店街各店を巡る。特製の稲毛八景弁当と同商店街での買い物券が付いてくるという。
同サロン代表の坂本一馬さんは「今回企画は、旧神谷伝兵衛稲毛別荘が今年の9月から始まる耐震工事が始まることを受け、多くの方に訪れていただきたいという私と市民ギャラリーいなげの学芸員行木さんの思いから生まれたもの。稲毛がかつて海だった名残を感じてもらいながら、知識だけでない、商店主の生の声を聞いてほしいと思う」と参加を呼び掛ける。
開催日は5月6日・13日・17日。開催時間は10時~13時。参加費1,300円。少雨決行、荒天中止。問合せはあかりサロン稲毛(TEL 070-2173-2458)まで。