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千葉・2.5坪のシェア型書店が開店1カ月 地域の「営み」が交わる場所に

「いとなみ書店2.5」開店の日

「いとなみ書店2.5」開店の日

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 シェア型書店「いとなみ書店2.5」(千葉市稲毛区緑町1)が11月25日、開店から1カ月を迎えた。

「地図ラーの会」の棚

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 20棚を設置し、地域の経営者や個人から棚主を募集した同書店。採用支援を行うキウ(中央区中央2)が運営する。地域企業の代表が選書する「社長棚」6棚と、本好きの個人の「棚主棚」18棚の2種類を用意する。

 地域で営む企業と住人の間にあまり接点がないことを感じてきたという社長の中村千昌さんは「自分の生活エリアでどのような企業が何をしているのかを、社長の選書を通して知ってほしい。好きな本は人の『内側』を見せる。本を見て、企業への興味や、働いてみようという発想が生まれ、地域の営みが交わっていったら」と話す。書店立ち上げではクラウドファンディングを活用。「もともと知り合いだった人々から改めて応援してもらえる心強さがあった」とも。

 開店から1カ月がたち、近隣の住民や大学生、会社員が散歩の途中に立ち寄ったり、店をのぞいていったりしてくれるようになった。「書店立ち上げの狙いはまだ浸透させられず課題が多い」と振り返る中村さんは「この町で、普通の本屋さんとして認識してもらえることもうれしい」と話す。今後は、隣接する黒砂公園でのイベント開催なども企画する。

 棚主の一人で、地域に関する同人誌やイラストマップの作成、まち歩きイベントやトークイベントの主催などを行う「地図ラーの会」会長の小川順一さんは「これまでコミケなど即売会への出店のほか、オンラインショップやトークイベントなどで頒布の機会を作ってきた。どうしても欲しかったチャンネルが『本屋さん』。地図ラーの本はどこに行けば買えるんですか、という質問にようやく答えられる。いつでも手に取ってもらえ読んでもらえることは、本を出す者にとって最重要」と喜ぶ。

 営業時間は11時~17時。土曜・日曜・祝日定休。現在、棚主を募集している。月額料金は、個人棚=1,500円+販売手数料100円、社長棚=3,000円。

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