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千葉・ホキ美術館で写実画展 四季の気配をたどる

藤原秀一「ひまわり畑」(2006年)

藤原秀一「ひまわり畑」(2006年)

 企画展「四季を写す絵画たち」が現在、ホキ美術館(千葉市緑区あすみが丘東3)で開かれている。

五味文彦「白いセーターの女」(2023年)

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 現代日本の写実絵画を専門に収集・展示する同館。写実絵画に描かれた花や空、果実、雪景色などを手がかりに、作品の中に表れた季節の気配を読み解く同展。春・夏・秋・冬の構成で、同館のコレクションを紹介する。

 会場には、ボタンやツバキなどを描いた春の作品、夏の空気や暑さを感じさせる作品、果実や紅葉を通して秋を表す静物画、雪景色や冬の装いをまとった人物画などが並ぶ。風景画だけでなく、静物や人物を描いた作品にも季節感を見いだし、写実絵画が捉える空気や時間の移ろいに焦点を当てる。

 主な出品作品は、森本草介「牡丹」、野田弘志「緑壷に牡丹」、大畑稔浩「気配-春」、森本草介「初夏の頃」、藤原秀一「ひまわり畑」、塩谷亮「青昏」、五味文彦「林檎」、小尾修「収穫」、鶴友那「残光の雪」、五味文彦「白いセーターの女」など。

 同館によると、塩谷亮「青昏」は、海辺で日が落ちた後の色や、雨が降り出す前の空気など、作家が自然の中で感じた印象を背景に描いた作品という。大畑稔浩「気配-鎮魂」は、作家の自宅敷地内に立つ樹齢100年を超えるイチョウの木を描いた。制作中に新型コロナウイルスの感染拡大が起きたことから、黄色い葉を魂に重ね、鎮魂と未来への願いを込めた作品として紹介する。

 開館時間は10時~17時30分(6月29日は16時30分まで)。入館料は、一般=2,100円、高校生・大学生・65歳以上=1,600円、中学生=1,000円、小学生以下=800円。火曜休館。11月8日まで。

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