株式会社Liberaware(千葉県千葉市、代表取締役 閔 弘圭、以下「当社」)は、韓国・ソウルを拠点とするドローン・ロボット開発企業のALUX Co., Ltd.(共同代表:Chiheon Lee / Dain Lee、以下「ALUX」)と、両国における製品開発および事業拡大を目的とした業務提携に関する覚書(MOU)を締結いたしました。
■背景と目的
当社は、屋内狭小空間点検ドローン「IBIS2」(以下IBIS2)の開発・製造・販売を通じて、インフラ点検・保守における新たなソリューションを提供してきました。
一方、ALUXは、2015年に韓国・ソウルで設立されたドローンおよびロボット専門の企業で、CESイノベーションアワードの受賞歴を有し、2025年11月にKOSDAQ上場(韓国唯一のドローン関連上場企業*)、韓国国内市場を中心に事業を拡大しつつ、米国・日本・東南アジアなどへの輸出実績も豊富です。
また、教育市場における実績に加え、ドローンのコア技術であるフライトコントローラ(FC)、センサー、モーターを含む各種部品を自社開発・内製化しており、ドローン分野での高い競争力を有しています。さらに、産業用ドローンのB2B受託体制も整備されており、グローバル市場への供給能力も確立しています。
本提携は、相互の強みを活かした協力関係の構築を進め、両国やアジア地域におけるビジネス機会の創出、及び共同研究・開発を進めることを目的としています。
*当社調べ(2025年7月4日時点)
■今後の展望
今後は、製品関連情報の共有、共同プロモーション、研究開発など、幅広い分野での連携の可能性について協議していくと共に、当社「IBIS2」の技術と、ALUXが有するドローン・ロボットの製造技術や販売ネットワークを掛け合わせることで、両国での市場展開と製品共同開発を推進してまいります。
▼ALUX Co., Ltd.について
ALUX Co., Ltd.は2015年に韓国ソウルに設立され、2024年11月にKOSDAQに上場した代表的なドローン関連上場企業です。コーディングドローンやAIドローン、産業用ドローンなどの製品を開発し、フライトコントローラ(FC)、センサー、モーターを含む主要部品を自社で設計・製造できる技術力を有しています。韓国国内市場を中心に、公共機関・民間へ年間15万台以上を供給しています。海外では、アメリカや日本、ASEAN諸国への輸出実績があり、総契約額は500万ドルを超えます。近年は産業用ドローンのB2B事業も本格化させ、事業領域を拡大しています。
会社名:ALUX Co., Ltd.
代 表 者:Chiheon Lee(イ・チホン)、Dain Lee(イ・ダイン)〈共同代表〉
所在地:大韓民国 ソウル特別市 道峰区
設立:2015年
事業内容:
・ドローン事業:コーディングドローン、AIドローン、スウォーム制御技術搭載
ドローン等の開発・製造・販売
・主要部品開発事業:FC(フライトコントローラ)、センサー、マイクロモーター等の
ドローン用コア部品の自社設計・製造
・産業用ドローンB2B事業:ドローンの受託開発・量産対応
・輸出・グローバル展開:米国、日本、ASEAN諸国への教育用および産業用ドローンの輸出
URL:https://en.aluxonline.com/
▼株式会社Liberawareについて
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗くて、危険な」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っています。ビジョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し、安全で平和な社会を実現します。
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表取締役:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容:
・ドローン事業:ドローン等を用いた調査・点検・測量サービス、自社開発のドローン等の販売・
レンタルサービス
・デジタルツイン事業:ドローン等により取得したデータの画像処理、データ解析サービス、及び当社画像
処理技術のライセンス提供
・ソリューション開発事業:ハードウェアからソフトウェアまで幅広いソリューションを提供する受託開発事業
URL:https://liberaware.co.jp/
Xアカウント:https://x.com/liberaware