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千葉市美術館で「河井寬次郎と棟方志功展」 陶芸と版画約240点

作品を鑑賞する来場者

作品を鑑賞する来場者

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 千葉市美術館(千葉市中央区中央3、TEL 043-221-2311)で現在、企画展「河井寬次郎(かわいかんじろう)と棟方志功(むなかたしこう)日本民藝館(みんげいかん)所蔵品を中心に」が開催されている。

展示館内の様子

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 2015年は棟方の没後40年、2016年は日本民藝館の創設80周年であり、河井の没後50年となったことから企画された同展。同館が所蔵する2人の作品を中心とした約240点を展示し、「日本の芸術の共鳴と、その機会を生み出した一人の思想家の目を紹介する」という。

 「民芸運動」とは1926(昭和元)年、思想家の柳宗悦(やなぎむねよし)を中心に提唱され、日常の暮らしの中で使われてきた日用品に美を見いだそうというもの。柳が創設した日本民藝館には、その考えに賛同し、支えた個人作家の作品が収蔵された。推進役として陶芸家の河井と版画家の棟方は実践面で支えた。

 展示作品は、国画会展に出展されたことで柳が注目し、河井と棟方が出会うきっかけとなった河井の名作「大和し美わし(やまとしうるわし)」や、棟方が河井にささげた版画作品「鐘溪頌(しょうけいしょう)」など。「鐘溪頌」は河井に対する尊敬の念を24画面に表したもので、棟方の戦後最初の大作となった。会場にはそのほか、生涯を通じお互いに影響を与え合った作品が並べられている。

 8月20日には棟方志功研究家で棟方の孫でもある石井頼子さんの講演会「歓喜の二人~喜の巻・棟方志功」、8月21日はお茶会「棟方志功流 お茶の楽しみ」を催す。

 開館時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。料金は、一般=1,200円、大学生=700円、小・中・高校生は無料。8月28日まで(1日は休館)。

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