千葉公園（千葉市中央区弁天3）のオオガハス展示資料館「蓮華亭（れんげてい）」の展示物リニューアルが完了し、3月30日から一般公開した。

大賀一郎博士の物語をパネルで読むことができる

　オオガハス開花70周年の記念事業の一環。同日は花見で公園を訪れた市民が立ち寄り新しい展示を楽しむ様子が見られた。

　オオガハスは、1951（昭和26）年に千葉市検見川（現在の花見川区朝日ケ丘町）の遺跡で発掘された古代のハスの実から発芽・開花。千葉市が重要な地域資源の一つとしてアピールしてきた。1995（平成7）には市の花にも制定している。

　同資料館では、オオガハスを発見した大賀一郎博士が実を発見して開花させるまでの物語をグラフィックパネルで見せるほか、オオガハスの生態、オオガハス情報の世界への発信状況などを展示する。

　開館時間は9時～17時。入館無料。花の見頃は6月上旬から7月上旬。