東京湾に面した千葉市の海辺周辺が現在、「ダイヤモンド富士」の鑑賞シーズンを迎えている。
夕陽に照らされて浮かび上がる富士山のシルエット(2月21日撮影)
ダイヤモンド富士は、富士山頂から太陽が昇る、または沈む瞬間に太陽光がダイヤモンドのように輝いて見える自然現象。同市の所有する国内最長の人口海浜を毎日移動することで、海越しのダイヤモンド富士を数日にわたって見ることができる。
2月21日は花見川河口に架かる美浜大橋付近でダイヤモンド富士が見られた。17時過ぎには、強風にもかかわらず多くの人が訪れ、スマートフォンや一眼レフカメラを構えて写真撮影を楽しんでいた。
千葉市観光協会によると、2月23日以降の鑑賞スポットは、23日に検見川の浜(稲毛ヨットハーバー付近)から、いなげの浜(ビーチセンター前)、アクアリンクちば、千葉みなと旅客船ターミナル・ケーズハーバー、千葉ポートタワー(4階展望室)、28日のフェスティバルウォーク蘇我(中央区川崎町)までという。