千葉市立郷土博物館(千葉市中央区亥鼻)が現在、特別展「高度成長期の千葉-子どもたちが見たまちとくらしの変貌-」を開催している。
現在の千葉市の姿を形作った1950年代中期~1970年代初期の「高度経済成長期」がテーマの同展。資料を通じ千葉市の街並みや人々の生活が変貌していく様子を紹介する。
会場では、「千葉市こども詩集・文集『ともしび』」から、工業化の進展、変わる生活などテーマに合わせて抜粋した、当時の子どもたちの文章をパネルで展示。このほか、「模型 貨物船『高栄丸』」「東京オリンピック聖火リレートーチ」、当時流行したおもちゃなど歴史の流れを振り返る資料を展示する。
また、関連イベントとして、千葉経済大学では10月2日、歴史講座「高度経済成長期の千葉を伝える」を開講する。「時代をとらえる子供達の目」「高度成長期の千葉市臨海開発」などをテーマに全3回行う。受講無料。要事前申し込み。9月15日まで電子申請で受け付ける。
開館時間は9時~17時。入館無料。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。10月17日まで。