千葉経済新聞(以下、千葉経)の2021年上半期PV(ページビュー)ランキング1位に輝いた記事は、「ヴェルシオーネ若潮」の廃業を伝える記事だった。
「ヴェルシオーネ若潮」は36年間にわたり地域に親しまれた稲毛海岸駅近くのホテル。上位記事はこのほか、JR東日本のウオーキングイベント「大賀ハスから今昔千葉名所めぐり」、幕張海浜公園で行われた「オオガハスウィーク」、千葉公園でオオガハスが700輪超開花した記事がランクインするなど千葉市の花「オオガハス」が話題を集めた。
ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。(カッコ内は掲載日)
1. 千葉・稲毛海岸のホテルが廃業へ 併設レストランで謝恩フェア(1/25)
2. JR東日本が日帰りウオーキングイベント「大賀ハスから今昔千葉名所めぐり」(6/10)
3. 千葉・幕張海浜公園で「オオガハスウィーク」 発掘70年、オリジナル和三盆の販売も(6/18)
4. 京葉線・幕張新駅、2023年春に開業予定 駅名を千葉市民などに募集(6/1)
5. 千葉市で「ちばおもてなし」キャンペーン 宿泊客に飲食・土産店で使えるクーポン販売(6/15)
6. 千葉公園でオオガハス開花 700輪超、ハス池の木道を早朝開放(6/24)
7. 千葉市観光協会が「春のちばめぐり」バスツアー イチゴ狩りや幕張温泉も(3/9)
8. 熊谷俊人千葉市長が退任 セレモニーで感謝の言葉、市民に見送られ涙も(3/3)
9. 千葉市稲毛海浜公園にバーベキュー場 県内産「千産千消」の食材提供(4/22)
10. 千葉市動物公園とそごう千葉店がコラボ 300体の「ぬいぐるみ動物園」(4/26)
4位は京葉線の新習志野駅と海浜幕張駅間に開業する新駅の駅名募集の記事、5位は千葉市内の飲食店の利用促進のためのクーポン販売、7位は市内の旬の観光地を巡るバスツアー。8位は千葉県知事選に立候補することで市政を離れた熊谷俊人市長の記事。9位は稲毛の浜の整備の一環でバーべキュー場がオープンする話題、10位は千葉市動物公園とそごう千葉店のコラボイベント「ぬいぐるみ動物園」だった。
そのほか、稲毛海岸の河津桜満開の記事や昭和の森で梅見頃の記事など自然に関する話題が注目を集めていた。千葉市は海岸に面し、内陸には緑豊かな公園や農園など施設も多くある。コロナの影響でイベントが少ない中で、千葉経済新聞では季節に合わせた旬な情報も伝えていきたい。