千葉県は、市民活動団体などへの研修を行う委託事業者を4月20日から募集している。

　千葉県では、市民活動団体などが持つ課題を解決し、運営力・事業開発力・調達力などの運営基盤強化を図るため、2017（平成29）年度から、NPO法人の会計処理や労務についてなど支援講座を開催してきた。今回、新型コロナウイルス感染症拡大により、オンライン講座や教材郵送による研修へ切り替える。それに伴い委託事業者と企画提案を募集する。

　県職員環境生活部民生活・文化課の田中陽子さんは「市民活動をされている方々も、新型コロナウイルスの影響で相当厳しい状況にある。本事業の受託先や、事業開始後にセミナーを受講していただき、少しでも基盤強化に役立ててもらえれば」と期待を寄せる。

　応募方法は、提出書類等を千葉県ホームページ「令和2年度市民活動団体マネジメント事業に係る企画提案の募集について」から印刷し、郵送または持参。期限は6月10日必着。応募資格は千葉県内に事業所・活動拠点を有している市民活動団体など。