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千葉県立美術館で「富取風堂」展 大正・昭和時代の花鳥画など30点

富取風堂「葛西風景」

富取風堂「葛西風景」

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 春のアート・コレクション「富取風堂 洗練の素朴」が現在、千葉県立美術館(千葉市中央区中央港)で行われている。

富取風堂「花」

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 大正・昭和時代に身近な自然を題材とした花鳥画(かちょうが)などを描いた日本画家、富取風堂(とみとりふうどう)の作品約30点を展示する同展。人物、風景、魚、花、鳥、動物の絵画作品をスケッチブックと併せて紹介する。

 東京で生まれた富取は、「市井(しせい)の画家」として大正期に写実画を追求。昭和期は日本画の洋風化に対応するなど時代の変化と流行を踏まえた作品を残した。1924(大正13)年に千葉県市川市へ移り住み、千葉県美術会創設に参画するなど地域の文化振興に貢献、県の文化功労者にも選ばれた。

 開館時間は9時~16時30分。入館料は、大人=300円、高校・大学生=150円、中学生以下・65歳以上無料。月曜休館。7月7日まで。

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