「ちばみなとのいま・そしてみらい展」が現在、千葉ポートタワー(千葉市中央区中央港)と千葉県立美術館(同区中央港)で、開催されている。
今年3月に、千葉港中央地区の旅客船桟橋や千葉ポートパーク周辺が国土交通省によってみなとを活かした街づくりを推進する「みなとオアシス千葉みなと」として登録されたことを記念し、2か所の会場でイベントを行う。主催は千葉みなと活性化協議会。
第1会場は千葉ポートタワー1階ギャラリー。「千葉の都市デザインと千葉みなと」をテーマに、同地区の設計をした大髙正人さんの図面や都市デザインに関連する資料を紹介する。千葉ポートタワーの1/200模型を元千葉県立美術館学芸員の東健一さんが新たに製作。当初の計画書と併せて展示する。
第2会場の県立美術館は、1920年代以降の千葉港中央地区の様子が分かる絵はがきや、1950年代以降に行った港の整備を示した写真、子ども向けの港紹介パネルやパンフレットを展示。東京湾で活躍する清掃兼油回収船「べいくりん」の映像や模型も公開する。
開催時間は千葉ポートタワー=9時~21時(会期中無休)、県立美術館=9時~16時30分(月曜休館)。入場無料。9月9日まで。