亥鼻(いのはな)公園(千葉市中央区亥鼻)で3月29日、「第17回千葉城さくら祭り」が開催される。
千葉開府の祖といわれる千葉常胤(つねたね)の父が築城した亥鼻城の跡地でもある同園では現在、100本のソメイヨシノが見頃を迎えている。18時になると公園の入り口、階段、通路に設置されたちょうちんが点灯され、ライトアップされた千葉城とともに夜桜を楽しむことができる。
期間中、園内では大道芸人のパフォーマンスや「千葉氏歴史クイズツアー」、キッズパークでは「昔のあそびコーナー」や「迷路」などを展開。週末は、地元で活動する和太鼓や伝統楽器の馬頭琴(ばとうきん)の演奏、ジャズの演奏も予定する。園内の郷土博物館では千葉氏の現存する資料や肖像画が展示されている。
千葉のグルメを紹介する地元食材の飲食屋台も並ぶ。「千葉の海苔(のり)消費額日本一」を目指して開発された「千葉のりロール焼きそば」と「千葉のりロール焼肉」を販売し、県特産品の海苔をPRする。地元農家の朝採り新鮮野菜や市内土気(とけ)の特産品「からし菜」の漬物や地酒も販売。会場周辺の飲食店には、同イベントと連携した期間限定メニューも用意する。
開催時間は12時~21時。イベントは荒天中止。4月9日まで。