千葉県文化会館の開館50周年記念事業の一環として3月11日、千葉県こども歌舞伎アカデミーによる「こども歌舞伎公演」が文化会館大ホールで行われる。
日常では接することのできない歌舞伎に誰でも参加できるような場を提供していくことを目的とする同アカデミー。世界無形文化遺産に登録されている歌舞伎を体験することで「礼儀作法や江戸時代から伝わる美しく豊かな日本語を通じて日本の心を再発見してほしい」という思いもあるという。過去に参加したアカデミー生は「稽古を通じて年上の子たちと触れ合い、いろいろなことを学べた」と感想を話す。
今年で12回目を数える同公演の演目作品は、「長唄 彩千葉華賑(にぎ)わい」「常磐津 釣女」「白浪(しらなみ)五人男 稲瀬川勢揃(せいぞろ)いの場」「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし) 源氏店の場」を予定する。
1日2回公演で、1回目は11時開演、2回目は15時開演。チケット料金は全席自由2,000円(学生は1,000円)。チケットの予約はホームページでも受け付ける。